DIEMAS

DIEMASは、災害時における透析施設の稼働状況を関係各所と共有できる共通プラットフォームです。
透析医療の継続に不可欠な情報を共有できる医療現場の意見を取り入れたシステムです。

DIEMAS
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DIEMASの機能

各施設の機能

被災状況入力

スマートフォンやパソコンから簡単な操作で、被災状況の登録を行うことができます。
インターネット環境さえあれば登録ができるので、施設が被災していても状況の登録が可能です。

日本透析医会 災害時情報ネットワークへの連携

DIEMASの情報を数クリックで、日本透析医会の災害時情報ネットワークへ連携が可能です。
そのため、二重の登録が不要です。

管理者の機能

モードの切り替え

実際の災害に備えて、日々訓練が必要です。
DIEMASでは、災害モードの他に訓練モードに切り替えることができます。
訓練モードでは災害モードと同じ機能を利用でき、本番と同じシステム操作を行うことで、いざという時に備えることができます。

被災状況マップ/
被災状況一覧

各施設が登録した被災状況は、地図上で可視化されます。どこの地域が被災しているのかを視覚的かつ迅速に判断し、対策を行うことができます。また、被災状況を一覧でも表示することができ、詳細の確認や検証を行う上でも役立ちます。

患者マッチング

施設が被災し、透析治療を提供できなくなった場合、まず、自施設の透析患者を受け入れることができる、他の施設を探すことが重要です。
各施設が「支援要請」をすることで、管理者は被災した施設で受け入れが必要な透析患者の人数を把握でき、受け入れ可能な施設へのマッチングを行うことができます。
管理者は、地図上で施設間の距離を確認しながら、マッチングを行うことができます。

人材リクエスト
マッチング

災害時には、医療従事者が通常どおり勤務できず、スタッフが不足することがあります。
そこで、各施設は、職種ごとに人材をリクエストすることが可能です。
管理者は、その情報をもとに必要なタイミングで必要な人材を、JHATや支援可能な施設に依頼することが可能です。

医療物資リクエスト
マッチング

災害が長期化すると、各施設に備蓄している医療資材が不足することも懸念されます。
そのような事態が生じた際に、DIEMAS上で、不足する物資をリクエストすることが可能です。
リクエストされた物資は、行政や関係する企業が閲覧することができます。
管理者は、行政や関係する企業と事前の協定を結んでいる場合に、この機能を活用することで、スムーズな医療物資の配分を行うことができるようになります。
医療ディーラーの企業の皆様には、災害時に医療物資のご支援をいただけるよう、下記のボタンより事前にご登録いただければ幸いです。
医療資材を供給される企業様はこちらから

DIEMAS
機能紹介動画

実際の操作画面などを動画で確認いただけます。

災害に備えて

DIEMASは災害に備えた万全のサーバー構成を採用しています。サーバーは二重化し、国内の別サーバーにバックアップを取っております。一方がダウンしてももう一方のサーバーで早期に復帰することができます。また、アクセス集中に備えたオートスケール機能や個人情報の暗号化などの対策も実施しております。安心してご利用いただけるよう対策を講じております。

「たくさんの人」の「少しずつの支え」が、
災害発生時の大きな力になります。

DIEMASは、医工連携事業として、東京都透析医会・東京都臨床工学技士会と一緒に構築しました(2019年度東京都中小企業振興公社助成対象事業)。
災害時に活用するシステムとして多くの関係者が少しずつ費用を負担し合って運営していく予定です。このような取り組みにご賛同いただける方は是非、ご支援賜りますようお願い申し上げます。 DIEMAS運営への支援は下記の趣意書をご参照ください。

趣意書をダウンロード